「肥前ヌーボー」あるいは肥前とフランスのライフスタイル
- 肥前からフランス・パリへ -
フランス、および欧州のプロフェッショナルに日本の磁器の素晴らしさを伝えるプロジェクト「肥前ヌーボー」あるいは肥前とフランスのライフスタイルを株式会社テレビ長崎とクララ株式会社と連携のもと開催いたしました。弊社は現地コーディネートを担当いたしました。
フランス・スイスを拠点とする日本食器専門の卸会社Maison jikiと連携のもと、欧州のプロフェッショナルに向けて、有田、伊万里鍋島、波佐見の地域から10社の窯元の商品を紹介、展示する商談会をいたしました。
「肥前」は、九州の佐賀県・長崎県にまたがる地域で、日本磁器発祥の地と言われています。その歴史はおよそ400年を誇ります。この地で焼かれる有田焼、伊万里鍋島焼、波佐見焼は、透明感のある白磁を共通の特徴として、それぞれに趣のある染付や絵柄で美術工芸品としても高く評されてきました。
有田焼

「柿右衛門」で世界に知られる有田焼は、佐賀県有田町を中心に焼かれる日本最古の磁器です。透き通るような白い磁肌と、藍色の染め付け、そして鮮やかな上絵付けが特徴で、伝統と質の高さが生み出す高級感により、多くの高級日本料理屋で選ばれきました。そして今、伝統を継承しつつ「これからの有田の物語」を描く新しい試みも始まっています。
伊万里焼

秘窯の里 伊万里大川内山。江戸時代、日本で唯一の磁器生産地を持った鍋島藩は、有田の優秀な陶工を集めて藩直営窯を築き、城内の調度品、また献上、贈答用の磁器を焼かせました。1675年、藩直営窯は山深い伊万里市大川内山に移り、この地で活動を続けました。直営窯は、完全な組織化により生産を管理。製品の質の向上に常に気を配りました。その技法の秘密は厳守され、不良品も外部に持ち出される事なく処分されました。それが、秘窯の里 伊万里大川内山の由縁です。現在の伊万里鍋島焼と言われるもののほとんどは、大川内山で焼かれたものです。
波佐見焼

波佐見焼は、長崎県東彼杵郡波佐見町で作られる陶磁器。約400年の歴史があり、古くから庶民向けの安価で丈夫な日用磁器を大量生産したことが特徴です。白磁の美しさや繊細な染付が特徴的ですが、近年では、モダンで使いやすいデザインも多く、電子レンジや食洗機に対応した製品も多いことから、日常使いの食器として人気を集めています。
参加事業者
当日、約100名の方が商談会に訪れ、日本磁器の素晴らしさに魅了されました。

