パリのリヨン駅の近くに、日本食レストラン関係者の仕入先の一つとなっているプロ向けスーパーマーケットがあります。店内は、段ボール箱が積まれ、さながら倉庫のようですが、レストランの経営者たちが豊富な食材を安価で購入できる仕組みになっています。
2018年9月23日、このプロ向け食材店で、日本産米の美味しさを知ってもらうためのイベントを開催しました。
中でも盛り上がったのは、人気寿司レストランの日本人シェフによる調理のデモンストレーション。すし飯の作り方をはじめ、稲荷寿司や五目御飯など、日本産米のおいしさが生きるレシピを、試食を交えながら紹介しました。
観客には、パリのレストランで寿司を提供している中国人のシェフも多く、真剣な眼差しを注いでいました。
会場では、日本産米と、イタリア、カリフォルニア産米の食べ比べも実施。冷めてもおいしいという声が多く、日本産米の美味しさを実感してもらうことができました。
パリの多くの日本食レストランで、日本米が食べられる日も近いかもしれません。
入場: 無料 (レストラン関係者のみ)
主催: 農林水産省